【アイデアを事業に。上川町で一歩踏み出そう!】学生限定イベントを開催
上川町・KAMIKAWORKプロジェクトにて「2020年の新しいまちづくりを一緒に挑戦する!学生限定イベント」を開催!
おもしろそうだからやる。それがカミカワーク。北海道のど真ん中から新しいワークスタイルを発信する上川町と一緒に、最先端の「まちづくり」に挑戦するインターンシップを行いました。
学生限定イベント〜大学生から始めるローカルベンチャーのススメ
北海道上川町とのコラボイベント・KAMIKAWORK café Vol.2。大学生起業家をゲストにお呼びし、アイデアを事業にするまでの背景と方法を学んでいきます。学生限定イベントということで、参加者はみなさん学生。
第1部はトークセッション、第2部はワークショップ、第3部は懇親会と、たっぷり詰まった2時間。このインターンシップのゴールは、地域ビジネスの事例を吸収することだけではなく、自分自身が「地域の本当の魅力とは何か」を考え、アイデアを生み、実現まで持っていくことです。
アイデアを事業にしているゲストが登場
今回コラボをした上川町の地域おこし協力隊・上野洋平さん、株式会社ローカルフラッグ/代表取締役・濱田裕太さん、株式会社ANCR/代表取締役CEO兼アートディレクター・福島颯人さんをゲストにお呼びしました。
株式会社ローカルフラッグ / 代表取締役・濱田裕太さん
関西学院大学在学中。京都府与謝野町出身。
2019年7月に、㈱ローカルフラッグを立ち上げ、京都府与謝野町を中心に、若者によるチャレンジ(起業・事業承継等)を促進して、地域の雇用や地域課題解決につなげるべく挑戦中。
株式会社ANCR / 代表取締役CEO兼アートディレクター・福島颯人さん
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科4年在学中。
2017年にANCRを立ち上げ、2018年9月に法人化。インテリアなどの空間意匠設計からライブや舞台などの照明・映像演出など空間の領域を幅広く手がける。
上川町地域おこし協力隊・上野 洋平さん
上川町にて新たな観光資源を目指す体験型ツリーハウスプロジェクトを進行中。
大学生×ローカル×事業×デザインをテーマにトークセッション
第1部はゲスト3名のトークセッションということで、以下のテーマについて話を進めていきました。
・大学生でアイデアを事業にするには?
・ローカルにおける空間デザインとは
・ローカルで事業を始めるメリットとは?
同年代のゲストが実際に行なっている事業や仕事の話を聞いて刺激を受けた参加者たちは、熱い眼差しでゲストの話に耳を傾けます。
みなさんに共通していることとして、事業をやっていく上で自ら動いていく姿勢や、まずはやってみるという行動力。考えているだけではなくて、実際に挑戦して行くという姿勢が新しい事業を生み出すきっかけに繋がっているのではないかと感じました。
また、都心で流行っているものを地方に持っていくのではなく、地方に合わせた空間デザインを作っていくことに視点を向ける。
ローカルで事業をやる魅力として、応援されやすい環境で働ける・地域は課題がたくさんあるので若者が発言しやすく、都心よりも資源が転がっているのでビジネスチャンスがたくさんあるということ。ローカルだからこそできることについてを、ゲストから学んでいきます。
上川ツリーハウスプロジェクトに挑戦する理由
休憩を挟んだ後、第2部がスタート!上川町町長の佐藤芳治さんも会場に駆け付けて上川町のことや上川町での取り組みについてをお話してくれました。
第2部では、上川町の地域おこし協力隊として活動している上野さんが挑戦している「子供の頃夢見た秘密基地。上川町にみんなで作るツリーハウスを!」のプロジェクトを聞いてワークショップの時間へと移っていきます。
上川ツリーハウスプロジェクトの詳細はこちら!
■子供の頃夢見た秘密基地作り■
・常設のツリーテラスとポータブルのハウスなど、色々なハウスを作る!!
■ツリーハウスの将来像■
・家族や旅行者にとっての一生の思い出
・層雲峡オートキャンプ場の象徴
・イベントの拠点
・ポータブルハウスだからできる汎用性
・地上から「浮いてる」非日常性
■クラウドファンディングに挑戦する理由■
・クラウドファンディングはお祭り
・支援者のために本気になれる
・支援者は参加者
・挑戦する人間が応援されることを証明する
思わず応援したくなるクラウドファンディングの追加リターンを考える
プロジェクトの詳細を聞いた後は、5~6人のグループを作り、テーブルの上の紙に思い付いたアイデアを自由に書き込んでいきます。
ワークショップ内で出たアイデアの中から上野さんが良いなと思ったアイデアは実際に追加リターンとして掲載してくれるそうです!
ワークショップの手順はこちら。
①思わず応援したくなるクラウドファンディングの追加リターンを紙に記載
②それぞれの素直な想い、アイデアをテーブル内でシェア
③みんなの意見から出たアイデアを元にポストイットに思い付いたことを書き出す
④アイデアをテーブル内でシェア
初めましての参加者同士でお互いにアイデアを共有したり、そのアイデアを元に別の案を思い付いたり、どんどんと紙はアイデアで埋まっていきます。ワークショップで出た追加リターンの案は以下のようなものがありました。
・上川町1日旅行券(町民のガイド付き)
・上川町の美味しい食べ物が食べ放題
・町民の方とBBQ
・定期イベントへの招待
・ツリーハウスで結婚式
・上野さんを呼び出しすることができる権利
・フォトグラファーに写真を撮ってもらえるツアー
・ツリーハウスに名前を入れられる・・・。
美味しいカレーを囲みながら懇親会がスタート
たくさんのアイデアが出て参加者同士の距離が縮まってきたところで懇親会へと移ります。懇親会では、旅するカレー屋・いちざわりょうさんが当日限定の上川カレーを含む6種類の料理を提供してくれました。
旅するカレー屋 / いちざわりょうさん
法政大学経済学部在学中
フリーランスとしてICCHIcurryの屋号でシェアハウスや、イベントでスパイスカレーを振る舞い、延参加人数は200人突破。日本全国の食材を使いスパイスからカレーを作り、「感謝」や「発見」を見つけられるカレー作りを心掛けている。
上川町産の食材を使用して作った料理はどれも美味しそうで、思わず笑みがこぼれます!
懇親会も終わりを迎えようとしていますが、話はどんどん弾み、談笑は続きます。
ローカルに注目が集まっている中で、何かをしたいけど何をすれば良いのか分からない。アイデアはあるけど、どのように行動すれば良いのか分からない。行動を起こすことはすごく勇気と覚悟がいることかもしれませんが、一歩踏み出さない限り何も生まれない。
あなたのアクションが、上川町を、そして、“地方”の概念を変えていく。
今回のイベントのように、アクションを起こして一歩を踏み出すことができる体験をdot button companyは提供していきます!