「⼦ども環境情報紙 エコチル」の広告主様サイトのリニューアルを手掛けました!

dot button company株式会社が手掛けた「LPリニューアル」について、携わったメンバーに話を聞きました。LPリニューアルを手掛けた背景や制作でのこだわりをお届けします。

(登場人物:責任者/中屋、クリエイティブディレクター:松本)

 

今回、広告主様向けLPリニューアルを手掛けさせていただいたお客様は、株式会社アドバコム様。「⼦ども環境情報紙 エコチル」を発⾏・運営しています。

 

エコチルは、子育て世代に向けた教育媒体で、子ども・環境・教育をテーマに全国の小学校へ配布しています。「環境大臣賞(企業部門)受賞(2022年 第10回グッドライフアワード)」だけでなく、「平成25年 地球温暖化防止活動 環境大臣表彰(環境教育活動部門)」などさまざま受賞されています。(受賞歴 他:https://www.ecochil.net/about/)現在全国3000校以上に116万部発行されており、全国へ広がりつつあります。

 

株式会社アドバコム:https://www.advcom.co.jp/

エコチル:https://www.ecochil.net/

広告主様向けサイト:https://www.ecochil.net/lp/

インタビュアー)このプロジェクトが発足した背景を教えてください。

 

中屋)知人である株式会社アドバコムの代表、臼井さんから個別にエコチルを日本一の親子メディアにすべくブランディング戦略を行っていきたいとご連絡をいただいたのがきっかけです。直接お会いしてお話を聞く中で、本気でエコチルを拡大していきたいんだという熱い想いを伺い、ともに同じ方向を見るお約束をしました。

 

インタビュアー)今回はエコチルの広告主様向けLPリニューアルを行われた経緯も教えてください。

 

中屋)日本一を目指すため、エコチルを全国展開させる必要があります。そのスピードをより加速させるためには、全国配布数116万部を誇るエコチルの媒体価値を最大限活かした広告出稿社数の増大化を図る必要がありました。そのため、エコチルの魅力が広告主様により伝わるようLPサイトをリニューアルし、広告出稿を増やすと同時に、全国約19,738の小学校へ届けられるインフラとしての基礎を作ることが大切だと思い、提案しました。

定期的にエコチルを発行されていることもあり、広告主様向けLPサイトの改善になかなか手をつけれていないという点も理由のひとつです。だからこそ改善の余地があると感じました。

 

インタビュアー)エコチルの組織体制を鑑みた上で、LPリニューアルが必要だと見出されたのですね。

実際にLPリニューアルをされてこだわった点を教えてください。

 

中屋)LPを訪れた際に、一番はじめに目に止まるキャッチコピーを考え直したことです。エコチルはどういった媒体なのか、どういった方向性で内容が組まれているのかが伝わるタイトル・サブタイトルにしました。

 

タイトル:伝わる、気になる、体験する。

    『子育て世代に向けた教育媒体』

  
インタビュアー)確かにわかりやすいです。クリエイティブディレクターとして担当された松本さんはいかがですか?

  
松本)一番推したい箇所は、実績を理論立てて伝えたことです。広告主様に向けたサイトのため、アンケート結果や数値的なものをわかりやすく伝え、しっかりと結果が紐づいてくる媒体であることを盛り込みました。エコチルさんの方でいくつかデータはあったので、いただいたデータの中から取捨選択をし、数値の見える化を図を用いながら表現しています。

  

数値を打ち出していくためにも、エコチルの強みを全員で共通認識を持つ必要があります。最初にエコチルさんにお聞きした際、いくつか挙げていただいた強みが被ってしまっていた部分もあったので、話し合いを重ねながら大きく3つに絞らせていただきました。絞った3つはサイトのトップで一目でわかるよう色分けをして表示しています。
  

もともとのLPでは全国の広告主様に向けてまんべんなく情報が網羅されていました。ただ、エコチルの発行場所を聞いた際、全国だけでなく地方にも強みがあることを知り、全国に発行したい企業とひとつの地域に出したい企業が欲しい情報は違うのではないかと考え、届けたいエリアによって分けた広告出稿の事例を載せました。読者アンケートも都内と地方の声を取り入れたこともポイントです。

  

インタビュアー)実際に内容を詰めていく中で、難しかった点はありますか?

 

松本)LP全体のビジュアルの方向性は迷いました。エコチルのサイトは、イラストを多く用いて子どもたちが親近感を持って見ることができるデザインになっています。一方で、今回手掛けた広告主様向けのLPでは、エコチルのサイトとの違いを出しつつも、エコチルの世界観を保ちながら信頼感を感じてもらえるサイトを心がけました。

特にトップに載せた写真は、親子がエコチルを読んでいる写真を選んだのですが、そちらもこだわりのひとつです。他の候補には、子どもだけがエコチルを見ていて親が寄り添っている写真もあったのですが、親子が一緒にエコチルを見ていることで、親子のコミュニケーションツールにもなるという印象がつくのではないかと考え取り入れています。

 

インタビュアー)写真ひとつで見え方が変わりますね。



ここでアートディレクターとしてWEB全体に携わった立石さんからも一言いただいておりますのでご紹介します。

 

立石さん)松本さんから挙げていただいた点と同様ですが、今回のサイトリニューアルにおいて、ターゲットユーザーが to C(サービス利用者)ではなくto B(法人向け)だったので、事例や読者アンケートなど実績のデータを整理し、サービスの信頼へつながる内容となるよう心がけました。また、エコチルのサイトとの違いをつけながら、広告主様向けLPサイトを同じブランドとして認識していただけるよう、コンセプトや雰囲気の一貫性を意識して作りました。



それでは最後にエコチルに向けて一言お願いします!

 

松本)私の友人の子どもから「エコチルに担任の先生がのっているから楽しみ!」と聞くことがあり、エコチルの発行を待ち望んでいる人がいる実感があります。今回のLPリニューアルをきっかけにエコチルが全国に広がっていけば良いなと思っています。

 

中屋)打ち合わせを何度か重ねていく度に感じていたのが、リニューアルの必要性をクライアントもしっかりを感じていただいたことです。そういった姿勢があったからこそ、よりよい提案ができたのではないかと感じています。今後エコチルが全国の政令指定都市だけでなく、圧倒的な日本一の親子メディアとなることに期待をしつつ、今後も一緒にメディアを作り上げていきたいと思っております。


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【制作】

dot button company
責任者 中屋
クリエイティブディレクター 松本

アートディレクター 立石 拓