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【超満員御礼】あんこう×なめこ×酒粕のスパイスカレー!? 渋谷KENICK CURRY監修・福島浜通りの食材を使用した『究極の浜CURRY』を味わえる1日限定イベントを開催しました!

おいしい福島を食べつくす!
福島浜通り地域の食材を自在にアレンジした究極のスパイス料理
産地の想いを知り、ふくしまの味覚を心ゆくまでお楽しみいただけるイベント

 

2024年2月21日、震災を経て新たな盛り上がりを見せる東の食の魅力を届ける「東の食の会」様と、福島浜通り地域の旬の食材を使った新しい食体験を知る・楽しめる『究極の浜CURRY』を開催しました。

イベントは立食で行い、店内はライブハウスさながらの熱気で生産者さん、参加者のみなさんの間で会話が盛り上がっていました!

 

dot button companyは本イベントにて企画・ディレクションを行い、美味しい食を通じた新たな体験から、福島や一次産業・飲食業などに繋がるきっかけや出会いが生まれる食空間をお届けしました。


 

究極の浜CURRYとは

 

「東の食の会」に協力をしている農家は、独自の商品開発をしている方や農場イベントを行なっている方など個性豊かな方々ばかり。その農産物を一度に知り、堪能できる料理はないだろうか……?

という問いから生まれた究極シリーズ!2018年〜2019年にかけて「究極のハンバーガー」や、「究極の幕の内弁当」、「究極のタコスパーティー」と好評をいただき開催を重ねてきました。

「東の食の会」は東北の自然の恵みに誇りを持った生産者と彼らを応援する人々が集う、食のファンクラブです。若く熱い彼らの商品を、想いやストーリーと共に発信しています。

5年ぶりの開催となった今回は、福島浜通り地域のこだわり食材と、アツい2名の生産者にフォーカス!そのおいしさと作り手のエピソードを、これまでにない新しい形で表現し楽しんでいただくにはスパイスカレーが面白い!!と、『究極の浜CURRY』企画が誕生しました。

 

 

 料 理 

8種類の福島浜通り地域の食材を使用し、全4メニューを用意していただきました!

食材の魅力を最大限に引き出すレシピは、世界中の家庭料理にインスパイアされスパイスカレーの域を超えた「食」を楽しめる、渋谷の名店「KENICK CURRY(ケニックカレー)」がプロデュース。

メインのあんこう・なめこ・酒粕のスペシャルカレー、未利用魚であるカナガシラを混ぜ込んだターメリックライス、キウイを皮ごといただくパクチー・ディル・ライムの香草サラダ、芽キャベツとホールクミンのグリル、福島自慢のいちご・ふくはる香のラッシーをご提供いただきました。

 

  • ・あんこうとカナガシラ :おのざき
  • ・キウイ        :エガワコントラクター
  • ・クイーンなめこ    :加茂農産
  • ・酒粕         :鈴木酒造店
  • ・いちご(ふくはる香) :伊賀いちご園
  • ・芽キャベツ      :武田ファーム
  • ・お米(コシヒカリ)  :ファーム白石

 

 

トークゲスト

福島県浜通り地域の2名の生産者をお迎えし、水産や農業の取り組みに挑戦する面白さや大変さなど、作り手の視点でお話しいただきました!

小野崎雄一(おのざきゆういち)さん:株式会社おのざき 取締役〈いわき市〉
1996年3月23日生まれ。福島県いわき市出身。早稲田大学商学部卒業後、(株)成城石井で販売の経験を積んだ後、事業継承のため曾祖母の代から続く老舗魚屋『おのざき』に2020年入社 。レジ打ちから初め、ラトブ店の店長を経て、現在 は4代目・取締役として約100名の組織を牽引。今年で創業100周年。現在は、鮮魚店4店舗、飲食店2店舗を展開。魚を通じて街をもっと多彩に、もっと面白くすべく、様々な新しい取り組みに精力的に挑戦中。

原口拓也(はらぐちたくや)さん:株式会社ReFrutis 代表取締役〈大熊町〉
「1次産業界のジョン万次郎になる」という目標を立て、全国20ヵ所以上の一次産業の現場に出向きお手伝いや、研修を行う。2022年には大学を休学し、1年間和歌山県でみかん栽培の研修を受ける。
震災関連の活動で福島県大熊町のことを知り、その町の特産品だったキウイフルーツの復活を目指し活動する「おおくまキウイ再生クラブ」に参加したことをきっかけに、当クラブの活動に携わる。また、そのキウイ栽培を産業として成り立たせるべく今年10月に農業法人「株式会社ReFruits」を設立し、本格的なキウイ栽培を開始予定。

 

渋谷の中心で挑戦し続ける岩手県出身のシェフにもご参加いただきました。

ケニックさん:株式会社雑音 「KENICK CURRY」オーナー
1979年2月18日生まれ。岩手県盛岡市出身。青山学院大学文学部史学科を卒業後、文化服装学院二部服装科にてファッションデザイナーを志すも挫折。周りのアーティストやデザイナーのデザインを取り入れたガジェットや陶磁器をデザイン販売し独立。
その後、自宅にて友人に振る舞っていたカレーが原点で、2014年「KENICK CURRY」として間借りカレーを始め、2020年3月には店舗を構える。プロの先輩方のアドバイスや様々な試行錯誤と経験を経て、今も進化し続ける。渋谷のカルチャーを盛り上げる為に奮闘中。

 

 

食材を生かしたアレンジに驚きの連続!!

「食」や「農」「水産」をきっかけに出会いとワクワクが連鎖する会場。

 

イベント当日は想定以上の多くの方にご来場いただき、開場とともに店内はぎゅうぎゅうに。小野崎さん、原口さん、ケニックさんのそれぞれのファンの方や、「おもしろい食体験ができそう。」と参加した方など、農業、飲食業、地方に関心の高い方が多い印象でした!

開場後さっそく、ウェルカムフードとしてご用意いただいた「キウイとパクチー、ディル、ライムの香草サラダ」とウェルカムドリンクとして「ふくはる香のラッシー」やケニックカレーの定番ドリンクメニューを召し上がっていただきました。

 

キウイとパクチー、ディル、ライムの香草サラダはなんと皮ごと食べていただきます!

参加者の皆さんは当然ながら、「皮ごとですか!?」と聞き返されていました。いざ食べてみると、ハーブの香りとキウイの甘酸っぱい味が非常にバランスが良く、これまで食べたことのない食事にワイワイと目を輝かせながら味わっていただいていました。

皮ごと安心して食べられるのも無農薬で作られているからこそです。

ふくはる香のラッシーはいちごの甘さが爽やかなヨーグルトにピッタリで、おかわりをされている方も!

今回いちごを提供いただいたのは伊賀いちご園さん。こちらで作られたふくはる香という品種は非常に香り高く、自然な甘さの中に酸味が少し加わり、絶妙な水分量になっています。シェフのケニックさんは、試作段階で食べた際に、有名なとちおとめに勝るほどの美味しさに驚愕し、ふくはる香をチョイスされたそうです。

そして、水産業をされている小野崎さん、キウイの再生事業をされている原口さんとのトークセッション!それぞれ異なる分野で未来に向けて取り組んでいる事業内容や、福島浜通り地域の食の魅力についてお話しいただきました。

 

小野崎さんは「“常磐もの”の魚のおいしさを伝えて帰りたい!」と熱弁。「暖流と寒流がちょうどぶつかる海ではプランクトンが沢山おり、それを沢山食べた“常磐もの”と呼ばれる魚は非常に美味しいんです!」と説明されていました。今は、大型の商業施設に負けない魚屋を作るべく、「体験型鮮魚店」へと現在の店舗をアップグレードする計画をされており、クラウドファウンディングを行っているとのお話も。原口さんは大学時代から農業に強い関心を持ち、多くの地域の農業に参加される中で大熊町のキウイの魅力に気づき、移住し、「株式会社ReFruits」を設立されました。当日もたくさんの仲間が駆けつけ、周囲を巻き込みながらキウイの再生に勢力的に取り組まれています。

お二人ともふくしまの食の魅力を発信するため、都内でのイベントも積極的に行っておられます!

 

そして、ケニックさんよりイベントのために用意した料理のご紹介や、小野崎さんと一緒にふくしまの食材の魅力をお話いただきました。

メインのお料理である「あんこう・なめこ・酒粕のスペシャルカレー」は、ケニックさんの祖母の民宿で食べた「どぶ汁」を思い出して作ったカレーだそう。東北地方では漁師飯として、あんこうを味噌鍋にした「どぶ汁」や「あんこう鍋」が食べられています。

今回は、ペースト状にしたあん肝をカレーのスパイスと一緒に炒め、さらにふくしまの立派ななめこや日本酒を醸造している酒屋さんの酒粕で旨味やコクを足した絶品カレーが完成しました。

 

\ あんこう・なめこ・酒粕のスペシャルカレー /

美味しいのに食べられる機会のない「未利用魚」であるカナガシラは、混ぜ込みごはんに使用しました。スパイスで漬け、丁寧に焼いて身をほぐしたものをターメリックライスに混ぜ込み、存在感を残したままの贅沢な味でした!

「カナガシラは非常に旨味が強く、“お肉です。”と言われても分からないほど肉質もいい上質な魚なのでぜひ沢山食べてほしいです。」と、小野崎さん。

小野崎さんと「東の食の会」がカナガシラを使用し共同開発したサステナブルなシーフードカレー缶もちょうどイベントの前日に発表したばかりで、参加者のみなさんへプレゼントも行いました!

 

トークセッションが終わると、お待ちかねのカレーをいただきながら、参加者とゲストのみなさんで交流を楽しみます!!

 

トークを聞いてカレーの期待値があがっていましたが、、実際に食べた方は

「期待を超える美味しさです!」

と新しい食材の組み合わせに感動しながら、おかわりをされている方も

あん肝となめこの旨味がスパイスと絡み合い、酒粕や味噌が加わることでどこか懐かしいコクのある絶品カレーでした。最後の一口まで楽しめるケニックカレーならではの仕掛けもあり、梅干しやフライドオニオン、パクチーなどの味変が用意されていました。

 

そして会場では、それぞれ違った経緯で参加されながらも、同じ興味関心を持つもの同士、会話が大変盛り上がっている様子でした!

参加者層は、コミュニティやスタートアップの支援をされている方から、メディア関係者、にぼしラーメン店のシェフ、春から福島にUターンする学生など…所属はさまざま。地元で地産地消を促進するべくレストランと農業を始める準備をしている方は、地域の生産者さんや、参加者として参加されていたジェラート専門家の方と繋がることが出来て嬉しい!今後の事業でコラボレーションしたい!という声もありました!

最後まで残っていただいた方と記念に集合写真を撮影しました!
ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

 

 

今回の「福島浜通り地域」にフォーカスしたイベントの中で、食材の魅力や、新しい楽しみ方を知っていただき、そして水産や果樹栽培についてちょっと身近に関心を持っていただくことができていたら嬉しいです。

 

dot button companyでは今後も、体験を通じてファンを増やす・よりファンになるような企画・ディレクションを行ない、ファンづくりのサポートや参加することで少し何かが変わるような場を作っていきます!

 

イベント情報のアーカイブはこちら(※イベントは終了しています)

イベントページ:https://kyukyoku-hamacurry.peatix.com/view

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000030255.html

 


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