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「スポーツが生み出す可能性」山形県大石田町へのセカンドキャリア移住

地域×スポーツをテーマにした「元アスリートと一緒に考える山形県大石田町へのセカンドキャリア移住」イベントを9/17に開催。私たちは企画・運営を行いました。

元アスリートをゲストに迎え、スポーツが生み出す可能性についてのトークセッション、地域×スポーツを活かしてどのような企画ができるかをみんなで考える、アイデアワークショップを行った当日の様子をお届けします。

▼イベント詳細はこちら
https://dotbuttoncompany.com/oishida-sports/

 

スポーツ振興が盛んな大石田町

山形県のほぼ中央部に位置する大石田町は、東京駅から東北新幹線で3時間ほどの場所にあり、町の中心部には最上川が流れています。特産品はお米・スイカ・さくらんぼ・自然薯・ぺちょら漬け・お酒など。そばの里としても取り組みをしており、「大石田町そば街道」には14店舗のそば屋さんが加盟しています。

スポーツ振興が盛んで、アスリートの引退後の受け入れなども積極的に行う大石田町は、町民1人1スポーツを掲げ、マラソン大会や野球大会、ソフトバレーボール大会、雪上人間カーリング大会も開催しています。

 

イベントには北海道、関東、東海、九州などからオンラインで20名が参加し、スポーツが生み出す可能性についてのトークセッション、地域×スポーツを活かして大石田町でどのような企画ができるかを考えるアイデアワークショップを行いました。

 

トークセッション「スポーツが生み出す可能性とは」

イベント冒頭はアイスブレイクで参加者とゲストの交流から始まりました。スポーツ経験者、各地域でスポーツに関わる仕事をしている参加者が多く、場が温まったところでゲストによるトークセッションへと移っていきます。

ゲストは、野球界のアンダードッグ/色川 冬馬さん、元なでしこ選手/鳥谷部 梢さん、元ソフトボール選手・新規就農者/丹野 朝香さん、プロスポーツマーケティング担当/片野 翔大さん。

 

トークセッションのテーマは「スポーツが生み出す可能性とは」

ゲストの方にそれぞれの視点から見た、スポーツの可能性、スポーツの経験をどうやって今後のキャリアに活かしていくかお話していただきました。

 

野球界のアンダードッグ 色川 冬馬

米国や中南米などで野球選手としてプレイし、引退後はイラン、パキスタン、香港で国際代表監督を務め、各国で最高成績を残した。日本では毎年13歳以下の子どもたちの日本代表を結成し、中南米の国際大会に参戦しており、7年で120人の選手を国際大会に導いてきた。2019年、アメリカ野球挑戦のプラットホームとなるアジアンブリーズを設立し、2年で5ヶ国50名が集結し、4カ国14名をプロ契約へと導いている。

 

元なでしこ選手 鳥谷部 梢

9歳からサッカーを始め、日本体育大学卒業後なでしこリーグ1部、地域リーグも含め4年間選手としてプレー。引退後、株式会社プラスクラスに入社し、業種問わず幅広く企業のウェブコンサルティング業務に従事。2019年12月からプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社にてスポーツチームのデジタルマーケティング支援を担当。

 

元ソフトボール選手・新規就農者 丹野 朝香

山形県出身。大学卒業後、企業の実業団ソフトボール部の選手を経て、平成24年4月から2年間、やまがた農業支援センターの独立就農者育成研修で研修し、平成26年4月に就農。現在は町内のスポーツ少年団「ノースフェアリーズ」(女子ソフトボール)の指導も行う。

 

プロスポーツマーケティング担当 片野 翔大

Jリーグ水戸ホーリーホック・マーケティング責任者。前職では東京ヤクルトスワローズにて、初のデジタルマーケティング人材として採用され、マーケティング全般様々なプロジェクトを担当。

 

スポーツと地域の関わり方

スポーツ選手のキャリアを農業でどのように活かしていくかとの質問に丹野さんは、体力と気力があることだと答えます。また、「ソフトボールは団体競技なので、目標を掲げてみんなで課題を乗り越えていくところと、収穫に向けて協力しながら作業をこなすところは農業にも活かせている」と話してくれました。

 

地域とスポーツの関わり方を聞かれた片野さんは、「街の廃校を利用したクラブハウスの中にあるトレーニング施設を一般開放しています。プロの選手と街の方が交流できる機会もあるし、生活での接点を増やすことを意識している」と言います。グラウンドは午前中クラブチームで利用し、午後は無料開放しているので、プロの練習の後、地元のおじいちゃんたちがグラウンド・ゴルフをしている光景が見られるのだそう。

 

鳥谷部さんは地方のなでしこリーグに所属してみて、地域とクラブチームの関わりが少ないことに気付き、なでしこリーグの知名度の低さに衝撃を受けたそうです。また、「自分がどういう想いでスポーツをしているのかをSNSで発信したほうが、競技力以外でのファンは必ずついてくる。怪我で2年間くらいプレーができなかったものの、ファンからの応援メッセージが届き、自分を支えてくれている人がいることに気付けた」そんな想いを語ってくれました。

 

色川さんが独立リーグの方々によく伝えていることとして、「二流、三流の選手が一流の世界で戦いたかったら、今いる場所を飛び出して自分の現状を知らないと、競技力向上のチャンスはないということ。日本の中でも地域性や文化も違うので、子供たちを海外に連れていくプログラムを通して、世界は僕らが思っているよりもっと広いということを知ってほしい。地域の人たちは自分の街の選手が頑張っていると応援すると思うし、その応援が選手の力にもなると思うので、地域とスポーツの相性はすごく良いと感じた」世界で活躍している色川さんから見た視点を聞くことができました。

 

地域×スポーツを組み合わせてできること

地域とスポーツを上手く組み合わせる手法として、日本国内で子供たちの国際大会を催すのはどうかと答える色川さん。言語も文化も考えも違う子供たちと交流しながら野球を通して知見を広げることが大切になってくるし、地域も巻き込めるので価値があると思うと話してくれました。

 

片野さんは、「中止になった花火大会をクラブチームが主催して地域と接点を持てたら良いなと思い、試合の日に花火を打ち上げる企画を行った」と地域とスポーツを組み合わせる今の活動について教えてくれました。

 

山形に戻って来てからクラブチームを立ち上げた丹野さんは、「チームとして復興支援を行っていたり、会場で農産物を販売したりと、スポーツを通して地元のものを発信することは強みにもなると思う」と大石田町や自分自身の活動を振り返ります。

 

また、片野さんが担当するクラブチームでは地元の農家さんが作ったものを選手の昼食として食べているそう。一流選手の食事を地元の方々が支えていることをプレーを通して伝えることもできるし、選手のSNSを通じて食べ物を世の中に発信していくことで、いろんな地域の農産物を押し出していくこともできる。それを踏まえると食とスポーツの相性はとても良いと聞いて、共感する参加者も多かったです。

 

大石田町をジブンゴト化するアイデアワークショップ

アイデアワークショップに入る前に大石田町役場職員・佐々木さんから大石田町の紹介、町民1人1スポーツを掲げているスポーツ振興が盛んであることを聞き、大石田町で何ができるかをジブンゴト化していきます。テーマは「もしあなたが地域おこし協力隊になって、大石田町でスポーツ企画をするなら?」

Zoomのブレイクアウトルームを使ってそれぞれのチームに分かれ、自分のアイデアを出し合います。

 

・自然を最大限に活かして最上川でSAPをする

・ご当地ものが食べられるマラソン大会を行う

・そこにある資源(たとえば雪)を使ったイベントを企画する(例:巨大雪だるまをつくる大会)

・オリンピックの全競技をやってみる
→スポーツも1競技をずっとやるより、いろんな新しい競技をやっていけば、自分に向いてるスポーツがわかるので、様々なスポーツを体験するイベントをやってみても良いのではないか。

・プロの選手を呼んできて、ソフトボールの指導会、サッカーの交流会を行う

 

など、これ以外にも大石田町の自然を活かして行うスポーツ企画もたくさん出てきました。

各地域でスポーツやまちづくりに取り組んでいる参加者が多く、アイデアワークショップは活発な意見交換の場となり、面白いアイデアがどんどん広がっていきました。

 

大石田町でセカンドキャリアに挑戦

アイデアワークショップでジブンゴトした後は、地域おこし協力隊の説明を挟んで交流会へと移っていきます。「スポーツが好きで今もアフター5には同世代の仲間たちと野球をやっています。田舎の垣根を超えて楽しい時間を過ごしているし、大石田町はスポーツだけでなく芸術も盛ん。大石田の名店や美味しい空気を感じてもらいたい」と大石田町に移住する魅力を存分に語ってくれた佐々木さん。佐々木さんの表情からも大石田町での生活がとても充実していることが伝わってきました。

 

交流会では参加者が気になることをゲストに質問する場面も。和やかな雰囲気で進んでいき、最後は「おいしいんだ、おおいしだ!」の掛け声に合わせてみんなで記念写真を撮ってイベントも終わりを迎えます。

 

大石田町では地域おこし協力隊として、スポーツによる町の活性化「町民の笑顔を増やすアイデアマン」を募集しています。

大石田町に興味がある、地域おこし協力隊の活動についてもっと話を聞いてみたい、移住に関する話を聞いてみたいと思った方は、こちらから大石田町の情報を確認することができます。自然に囲まれた大石田町でセカンドキャリアに挑戦してみませんか?

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まちづくり推進課 政策推進グループ 佐々木
電話:0237-35-2111
https://nougyou-saiyou.jp/oishida/
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