【SETAGAYA PORT Opening Event】
世田谷と社会のちょっと先のミライを考える
世田谷区様とのプロジェクトで、世田谷で持続的なビジネスやカルチャーを生み出していく「SETAGAYA PORT」が始動。世田谷区内外の多様な企業やスタートアップ、フリーランス、プロボノ、大学、金融機関などと交流して、新たな波を生み出していくイベントや仕掛けを行っていきます。
▼SETAGAYA PORT公式サイトはこちら
https://setagayaport.jp/
「SETAGAYA PORT」の始動に伴い3月18日に「SETAGAYA PORT Opening Event」が開催され、私たちは企画・運営を行いました。
イベントでは、世田谷区長や、国内外で活躍する社会起業家、経営者をお呼びし、世田谷や社会のちょっと先のミライを考えました。オープニングイベント当日のレポートをお届けします。
(※イベントページ:https://dotbuttoncompany.com/setagayaport/)
区長・ゲストの紹介
保坂 展人(ほさか のぶと)区長
〈プロフィール〉教育問題などを中心にジャーナリストとして活躍。2011年4月より世田谷区長(現在3期目)。「参加と協働」を合言葉に住民参加のまちづくりを進める。著書「<暮らしやすさ>の都市戦略 ポートランドと世田谷をつなぐ(岩波書店)」
〈コメント〉さまざまな人が出会うことでスパークが起き、チームができることや、新しい活動が始まることをとても期待しています。
工藤 瑞穂
NPO法人soar代表理事・ウェブメディア「soar」編集長
〈プロフィール〉1984年青森県生まれ。2015年に社会的マイノリティの可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年に「NPO法人soar」を設立。様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指す。
〈コメント〉人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくメディア「soar」を運営しています。困りごとを抱えている人へのサポートや、様々な人の生きるストーリーを届けていくことで、多様な人の力になれればと思って活動しています。SETAGAYA PORTをきっかけにして、また新しい可能性が広がっていくといいなと思っています。
小野 裕之
ビジネスプロデューサー
〈プロフィール〉1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、同法人のソーシャルデザインやまちづくりに関わる事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。2020年には小田急電鉄とともに「BONUS TRACK」を開業。ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同オーナー。下北沢のまちづくり会社 散歩社 代表取締役。発酵デザインラボ株式会社 取締役CFO。
〈コメント〉昨年世田谷で開業した「BONUS TRACK」は、僕がここ15年くらいに亘る取材活動のなかで出会った方々に、テナントに入っていただいています。
地産地消や障害者雇用に取り組んでいるお店や、地域の文化を生む書店が入っています。今日は、世田谷で小さなチャレンジを始めている人をたくさん知っている立場として、お話させていただくと思うので、よろしくお願いします。
マクティア マリコ
代表理事・共同創設者 一般社団法人Social Innovation Japan
共同創設者 mymizu
〈プロフィール〉ロンドン大学卒業後、中日新聞社ロンドン支局に務め、2014年に駐日英国大使館の国際通商部に勤務。2017年に一般社団法人Social Innovation Japanを立ち上げ、その活動の一環として2019年に日本初無料給水アプリ「mymizu」を立ち上げる。世界経済フォーラム 「Global Future Council on Japan」カウンシルメンバー。
〈コメント〉「環境問題に取り組んでいる人たちを増やす」というミッションのもと活動しています。何かを犠牲にして環境のために取り組むというよりは、楽しくみんなと一緒に、より良い社会をつくって行きたいと思っています。今日はよろしくお願いします。
-MC-
和田 早矢
〈プロフィール〉地方局のアナウンサーを経験後、2018年に(株)ツクルバに入社。スタートアップを応援するコワーキングスペースのコミュニティマネージャーとして、100組以上のスタートアップ・起業家のコミュニティを築く。現在はローカルおよび国内外の広域展開に挑むスタートアップ支援事業の立ち上げメンバーとして、イベントやオンラインラジオの企画など様々なコミュニティ施策を担当中。また、前職の経験を活かしフリーアナウンサーとしても活動している。
今回のイベントのテーマは、『コレクティブインパクト~世田谷と社会のちょっと先のミライを考える』
ゲストの知見や事業を活かして、これからどんなミライをつくっていきたいかをディスカッションしていきます。区長とゲストの紹介のあとは、トークセッションへ移っていきます。
自身の感じた困りごとをきっかけにsoarを立ち上げた、工藤さん流の「はじめ方」
MC 和田 早矢さん(以下、和田)
工藤さんは、マイノリティに着目され、ウェブメディア「soar」を運営されていらっしゃいます。身内の方がご病気になった際にサポートが受けられる情報があまりなかったということをきっかけに、自身で情報を発信していこうと、現在の取り組みをスタートされたとお話を伺いました。
工藤 瑞穂さん(以下、工藤)
今では、自分が1番大事にしたいことや自分の価値観で仕事ができているので、孤独を感じることは減りましたが、5年前までは組織に所属していました。自分が関心のある社会的な課題解決について話せる人が職場にはいなくて。
狭い世界のなかで、社会や福祉などの課題解決について考えているのは自分だけだと思ってしまい、あのときは辛かったのを覚えています。
和田 個人と社会。仕事とプライベート。どうしても境界線があり、どれが自分らしいのだろうと悩み、「生きづらさ」を感じている人もいるかと思いますが、そんなときに工藤さんはどのような気持ちを大切にしていますか?
工藤 自分がいる環境から一歩外へ出てみることが大事だと思います。私自身、仙台から東京まで、「greenz」のイベントに足を運んでみるところから世界が広がっていきました。同じことを考えている人が、身の回りに増えていくプロセスを少しずつ歩むことで、自分らしい生き方に繋がっていきました。
みなさんも、このSETAGAYA PORTをきっかけにして、さまざまな場へ足を運んでみて欲しいと思います。
「はじまり」に伴う不安との付き合い方
和田 小野さんは、NPO法人グリーンズのアドバイザーや、まちづくり事業など「社会」に対してさまざまなプロジェクトを推進されていらっしゃいます。新しいことを始めるにあたって、「やりたいことで食べていけるのかな」とか、「仲間ができても給料を払っていけるのかな」などさまざまな不安が伴います。
何か新しいことを始めるときに不安を感じてしまう方へのアドバイスはありますか?
小野 僕自身は、不安は悪いものだとは思っていなくて、むしろ不安がない人生はあまり望んでいないんです。不安になるときの要因のひとつは「みんなと違う」ということだと思いますが、周りと同じであることよりも、個性があることの方が今後価値が上がっていきます。
不安を埋めるために、みんなと同じ意見やスタンスを持とうとするのではなく、不安も悪くないものとして受け入れることが大切です。
和田 何かを始めるときは、「0か100か」で物事を考えがちで、踏み出せなくなってしまう人もいると思います。まずは小さくてもいいから始めてみることができるといいですね。
小野 それに関してもっと言うと「小さくてもいい」という表現よりも、むしろ「小さい方が良い」という考え方にしていきたいです。
「大きい」とか「全体的」とか「トップダウン」のほうが良いと思ってしまうから、不安に繋がると思うんです。「大きい方が良い」という呪縛から解放されて、「小さいから良いんだ」と思って活動することがポイントです。
多様性あふれる人々と「One Team」を成す
和田 マリコさんは英国大使館で働いた経験を持ち、「Social Innovation Japan」や「mymizu」の創設など、たくさんの素敵な取り組みをされています。特に多くの賞を受賞されている「mymizu」は、多様なメンバーで構成されていることが印象的です。
そしてひとつの地域や団体だけではなく、さまざまな機関や企業と連携されていますが、多様な人々や団体とどのように連携されていますか?
マクティア マリコさん(以下、マリコ)
さまざまな企業や自治体さんとご一緒させていただく中で、私は同じ目標をもった「One Team」として活動にあたっています。それぞれに役割やリソースがあり、組織ごとに得意なところや苦手なところがあるので、互いの得意なところを活用しながら、同じゴールに向かって取り組んでいきます。
企業にとっても継続して事業を行っていくなかで、ビジネスのやり方や消費者との関係性を考え直さないといけません。私たちは、1人の消費者としての目線、そして1人の同じ社会に生きる仲間としての目線で向き合っています。
どういう社会に住みたいのかを一緒に考え、それに向かって私たちにできることを提案したり、一緒に何か新しいものを生み出したりしたいです。
これからのチームの作り方
和田 何か新しい活動をスタートするときに信頼できる仲間を見つけることができれば、助け合いながらプロジェクトを推進できるのではないかと思うのですが、みなさんが「仲間を見つける」ときに大切にしていることは何ですか?
小野 チームは結果としてできるものであって、つくろうとするものではないと思っているため、実は仲間を探したことがないんです。チームが先にできてしまうことによって、関係性がまだできてないうちに、組織の熱がだんだんと冷めてきてしまったり、いつの間にかオーナーシップが失われてしまったりすることもあります。
30〜40万人ほどが読んでくれている「greenz」も3〜4人でしか運営していません。小さいからこそ小回りが利くし、小さいからこそ共通の合意形成ができるし、小さいからこそエッジの立った発信ができます。
例えば300人で運営するとしたら、300倍に薄まって伝わってしまいます。純度を上げていくのであれば、たくさんの人数を巻き込むのではなく、小さな人数で小さな行動を起こしていくことが、プロジェクトの「継続性」を担保してくれます。
工藤 私は以前、「みんなの意見を聴いて全部取り入れなきゃ」と思いすぎてしまい、チーム作りがうまくいかなかった経験があります。
自分がリーダーシップや責任を持っているとき、「まず自分がどうしたいのか」という意思を持った上で、仲間を集めていかないと、「みんなの意見を聴いてこうしたのに、どうしてうまくいかないんだろう?」という怒りに繋がってしまいます。
もし活動の中で、仲間が離れていくことがあったとしても、その人の人生のプロセスとして、自分が納得できるように、まず「自分を持つ」ことが大切だと思います。
和田 まさに「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の考え方のお話ですね。マリコさんは今のお話を聞いていて、どう感じましたか?
マリコ 全員がリーダーでは大変な部分もありますが、ひとりひとりが、自分の役割をちゃんと理解して、オーナーシップを持っていることが大切です。特に「やりたい」という自発的な気持ちを持っていることが前提だと思います。
私も、チームの仲間を探したというよりは、「こうであるべきだよね」というメッセージを発信し始めたら、自然と人が付いてきて結果的に仲間ができました。私たちからお願いして何かをやってもらうというよりは、もう勝手に動き始めている人たちが仲間になっていったんです。
和田 お話を聞いていると、「やりたい」という強い意志と大きな熱量がある3人だからこそ、自然と人が集まってきたのではないかなと感じます。区長も、個人でもいろいろな活動をされていると思いますが、お話を聞いていて、何か感じたことはありますか?
区長 新しい時代の転換期に、プラットフォームというものが、いろいろな情報交換や出会いを生んでいます。私は区長として、地域の情報交換や出会いをつくる環境を設計する側として関わることになっていくと思います。
今回Opening Eventにたくさんの人が集まったことも、新たな可能性の始まりを感じます。「どうしてもやりたい!」という想いがある人の元に、「それ面白いね!」と人が自然と集まり、新しいものが生み出されることが楽しみです。
和田 最後に、ゲストの皆さんが、チーム作りの上で大切にしていることがあれば教えていただきたいと思います。マリコさんはチーム作りの上で、「多様性」を大切にされているかと思いますが、どのようなことを意識されていますか?
マリコ 自分のできないことを、一緒にやってもらえる人がチームには必要です。スキルの多様性だけではなくバックグラウンドの多様性がチームをより良くします。経験してきたことが違うからこそ、違った視点をプロジェクトに反映し、面白いことができると思っています。
工藤 soarには多様な経験をしてきた人たちが、チームメンバーとして集まっています。中には病気の経験があったり、過去につらい出来事があった人もいます。
でもそれぞれが経験してきた苦しみや痛みにも、社会をより良くしていくための可能性やヒントがあるので、私たちは、自分が持っている弱さや痛みについても共有できるチームでありたいと考えています。
和田 痛みや課題感は、原動力にもなりますよね。これからのチームのつくり方にもそういったポイントは大切になってくるだろうなと、共感しました。小野さんはいかがですか?
小野 先ほど「小さな組織」のほうが良いという話をしましたが、「小さい組織」は課題解決型の活動に向いています。課題が設定されていて、「〜年後にこれくらいのインパクトを出す」といった、ある程度数値化された目標があるもの。そして、ビジネスの力を借りたり、ある程度のお金を絡めて活動したりする場合は、小さい方が良いと考えます。
しかし、たとえば、NPOの先輩である「green bird」のような、ゴミ拾いを通じたユルい繋がり、居場所づくりの活動の場合は、またチームのつくり方が変わってきます。少人数で精度をあげていく治療的な「課題解決型」と違い、居場所をつくって問題が起こる可能性を下げていく予防療法的な「居場所型」は、人の集まる場所をつくって多様な人を「楽しさ」で繋いでいくのが特徴です。
この2つのパターンがあることを知らず、最初からどんどん人を巻き込んでチームの人数を増やしてしまうことで、何がやりたかったかわからなくなってしまうことがあります。だから、自分がやろうとしていることは、どちらのチームのつくり方が合っているかをよく考えて選択すると良いと思います。
世田谷区と社会のちょっと先のミライ予想図
トークセッションのあとは、参加者も交えたアイデアワークショップを行いました。ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使って各チームに分かれて、簡単な自己紹介を行った後、アイデア出しを行っていきます。
アイデアブレストのテーマは「世田谷区と社会のちょっと先のミライ予想図」
参加者のみなさんの「これからこうしていきたい」や「これからの社会でこんなことが起こっていったら面白そう」というアイデア、そして「SETAGAYA PORTをこんな風に活用できるんじゃないか」というアイデアをたくさん出していただきました。
自己紹介を行うなかで、想像以上に世田谷区に住んでいる人が多く、実際に住んでいるからこそわかる具体的なアイデアも飛び交いました。区民の皆さんの世田谷愛が感じられます。
短い時間のなか活発に意見交換が行われ、生まれたアイデアは50個近くと、大変盛り上がるセッションとなりました。
参加者の皆さんで出したアイデアの一部
・世田谷区の若者が中心になってつくるイベントをしたい
・家庭でコンポストを使い、できた肥料を畑や花壇などに活用し、地域で循環を生みたい
・飲み歩きイベント
・珈琲スタンドのような場所をつくりたい
・BBQ場がほしい!
・介護事業の人材不足を教育で解決したい
・世田谷区全体で人手や材料などをシェアしたい
・お祭りをオンラインで擬似的に開催したい
・子供の居場所づくりをしたい
・キッチンカー関連の取り組み
・創業支援をしたい
・異なるバックグラウンドを持つ人たちが触れ合う場づくり
・地域の中で高齢者とどう関わりを増やしていくかを考えたい/高齢者も楽しく活動できる取り組みをしたい
・弱み・痛みを共有できる場をつくる
・ママや女性が安心して働ける社会/子どもも一緒に会社に行けて、安心して働ける環境。仕事中には、ご近所のおじいちゃん・おばあちゃんが子どもと遊んでくれたり、お世話をしてくれたりする場づくりをしたい
・ワーケション/子どもたちと一緒に家族で島へ行き、ゲーム合宿をしたい。
・世田谷には都内で唯一の渓谷があるので、自然体験やチームワークを学べる場所にしたい
参加者の皆さんは、アイデア出しに積極的に参加してくださる方が多く、ひとりのやりたいことに対して、「僕も一緒にやりたい」という声も上がっていました。
ゲストの皆さんには、各ルームで出たアイデアの発表とアイデアブレストを終えての感想を伺っていきます。
小野 まちづくりや社会をより良くする集まりは、誰にとっても聞こえのいい「良い話」が多くなってしまいますが、もっとスパイシーな意見やキャッチーな発言もあって良いと思います。もしかしたら誰かを傷つけてしまいそうでも、発言や表現の自由を信じて、勇気を出してみんながもっと個性を出して発言していくと、もっと面白いものが生まれると思います。
周りを気にして生まれたアイデアは面白みに欠けてしまい、ぼんやりと始まって、ぼんやりとなくなってしまうプロジェクトもたくさん見てきました。やはり尖ったアイデアの方が永続性があります。
もっと個性的であっていいし、もっと周囲を驚かせてもいいので、良い人ぶらずに、思っていることは発言していくことができるといいですね。
区長 ゲストの面々を見ると、世田谷外からも参加する人が多いのではと思っていましたが、世田谷区民の参加者が多くて驚きました。実際に住んでいてリアリティがあるからか、ワークショップでも、皆さんの姿勢はとても積極的な印象を受けました。
和田 リアリティがあるからこそ、具体的なアイデアもたくさん聴くことができました。アイデアを出してくれた皆さんありがとうございました。
SETAGAYA PORTのスタートに向けて
賑やかな雰囲気でアイデアブレストを終え、オープニングイベントは残すところ、区長・ゲストによる振り返りの挨拶のみとなりました。
和田 イベントはこちらで終了となりますが、SETAGAYA PORTはこれからがスタートです。名残惜しいですが、区長、ゲストの皆さんから振り返りの挨拶をいただきたいと思います。
工藤 ワークショップでの皆さんの積極的な姿勢に圧倒されました。区民の皆さんの自主性は、これまで世田谷区さんが取り組んできたことの結果だと思います。今日も早速いい出会いが生まれていたので、私もぜひSETAGAYA PORTのこれからの活動に参加したいなと感じました。
小野 BONUS TRACKは、空間としてはほぼ公園のような状態でオープンな環境です。飲食店だけではなくコワーキングスペースもあるので、これから世田谷で何か始めたい方は、ぜひ活用して下さい。今日はありがとうございました。
マリコ この1年あまり移動もできなくて、おうちにいる時間も増えているので、今日のイベントが皆さんにとって、これからについてを考え直すきっかけになったのではないかなと思います。SETAGAYA PORTを通じて、人やアイデアと触れ合うことで、やりたいことの実現に向けて小さなものから動き出す人が増えるといいな、と感じます。
区長 今日は世田谷の可能性を存分に感じることができました。皆さんには、ぜひSETAGAYA PORTへ会員登録をしていただき、まちづくりに関わっていただきたいです。世田谷区では、若者支援課というものがあり、生きづらさを抱える若者たちの支援を行っています。
たとえば、引きこもりで悩んでいる人たちに向けては、引きこもり専門の相談機関と居場所運営をしています。今後は若者支援に関わるヒトやコトも混ざり合っていくと、面白そうだと感じました。
和田 区長の立場から「混ざり合っていけると嬉しい」と言っていただけると、これから世田谷で何か新しいことに挑戦する人にとっても、大変心強いのではないかと思います。
今回皆さんからいただいたアイデアも、SETAGAYA PORTを通じてより発展させ、新しいプロジェクトが生まれていくのが本当に楽しみです。
オープニングメンバーになって共にSETAGAYA PORTの「はじまり」をつくろう
オープニングイベントは大盛況のうちに幕を閉じましたが、SETAGAYA PORTはこれからが始まりです。ぜひ皆さんにもメンバー登録をしていただき、今後のSETAGAYA PORTを一緒につくっていければと思います。
今回は、オープニングイベントということで「これからの世田谷区をどのように描いていきたいか」といった話が深められ、素晴らしい時間になりました。
みなさんも、SETAGAYA PORTを出逢いの場、チャレンジを実現させるための磨き上げの場としてぜひ活用いただけたら嬉しいです。
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この「テイラーワークス」でメンバー同士の交流や、メンバー限定の情報やイベントについての発信をしていきますので、ぜひご登録をお願いします。
そして早速、直近のイベントですが、第一回「SETAGAYA SOCIAL LABO」の開催を5月中に予定しています。国内外で活躍する社会起業家をお呼びして、社会課題について深堀りをしていきます。
詳しい情報については今後SNSやWebサイトで告知していきますので、ぜひこちらもフォロー・いいねをお願いします。
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