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公開日 : 2021年04月30日

AGRI WARRIORS KUMAMOTOができるまで

AGRI WARRIORS KUMAMOTOは、熊本の若手農家メンバーが立ち上げ、2021年4月14日に一般社団法人として登記した団体です。100年先も続く農業、子どもたちの憧れになる農業を目標に、今までの農業の枠を超えた新しい挑戦を行います。

 

AGRI WARRIORS KUMAMOTOのこれまでの歩み

AGRI WARRIORS KUMAMOTO(AWK)の構想は、2017年dot button company代表・中屋が熊本を訪れたときに生まれました。

熊本県民テレビ(KKT)さんとの仕事で「熊本ミライレストラン」のプロジェクトを担当した際、KKTさんから若手農家団体である当時、維新会の代表だった米農家の内田さんを紹介されたことがきっかけでした。

 

「中屋さんが東北の『Fisherman Japan』に関わっていると知って、農業でも同じようなことができないか相談しました」と内田さんは言います。

Fisherman Japanは東北大震災の後、東北の漁業復興のために立ち上がった団体。“漁業をカッコよく”をコンセプトに集まった東北の若手漁師集団は、まさに内田さんの目指すこれからの第一次産業の理想形でした。

「戦う農家 AGRI WARRIORS KUMAMOTO」のアイデアはその時に生まれ、中屋が維新会の勉強会で講演を行うなど、交流は続けながら構想をあたためてきました。

 

転機となったのは、2020年7月の熊本豪雨。中屋が理事も務める「BRIDGE KUMAMOTOと連携し、大きな被害を受けた熊本の手助けをしたいと動きました。その中で、BRIDGE KUMAMOTOのメンバーであり、グラフィックデザイナーの立石拓さんがAGRI WARRIORSのロゴを作り、書道家紅舟さんが「前へ」というメッセージを書いたTシャツを作成し、熊本へ届けました。

その後、地域DX支援プログラムsameboatの企画が生まれたことがきっかけで、AGRI WARRIORS KUMAMOTO(AWK)の企画が一気に加速しました。

中屋から打診を受けた内田さんは、早速周りの若手農家さんに声をかけ始めました。メンバー選定のポイントは、新しい挑戦に立ち向かい、ミライの農業を作っていこうという想いと行動力があること。そしてコアメンバーが集まり、活動がスタートしました。

 

「100年先も続く農業」を目指してクラウドファンディングに挑戦

sameboatは、地域産業の持続的なサポートをするプログラムで、資金はクラウドファンディングで調達します。AWKの活動を伝えるための公式ウェブサイトの立ち上げをするための資金を調達するため、初めてのクラウドファンディングに挑戦。

「100年先も続く農業」「農家が子どもたちの憧れになる」をコンセプトに、プロジェクトをスタート。まずは想いを多くの人に届けるため、公式Facebookページinstagramを立ち上げ、毎日情報発信を行いました。

2020年10月後半から約2か月間に渡り実施したクラウドファンディングは、延べ150名を超える方々から支援をいただき、目標金額100万円を上回る1,193,240円を達成することができました。

 

一般社団法人AGRI WARRIORS KUMAMOTO設立

大切な支援金を活用し、ウェブサイト制作に着手。アートディレクターとして立石拓さんが中心となり、今までの農家のイメージを覆すウェブサイトが完成しました。

攻める農業「AGRI WARRIORS KUMAMOTO」公式ウェブサイト

 

そして、5年前に熊本を襲った大地震の日“4月14日”にサイトを開設し、あの日を忘れずにこれからも前進していくという想いを込めて、一般社団法人AGRI WARRIORS KUMAMOTOを設立しました。

結成以来初となるオンラインイベントも同日に開催。イベントには50名以上の参加者が集まり、AWKの活動への関心の高さがうかがえました。全国各地から集まった参加者の中には農業関係者も多く、農業の未来を共に創っていく者同士の交流も広がりました。

 

今後は、食育をテーマにした料理教室やアグリフェスを開催予定。これからのAWKの活動への応援と期待の声が多く聞かれ、メンバーも感無量。多くの方々の期待を背負い身が引き締まる思いでした。

 

AWKメンバー紹介

ウッダ / 内田智也

「喜ばれる米作り」を実践する日本一モテる米農家。コメをつくってメシが食えること、コメでユメをモテることを次代に繋いでいく。

とおるちゃん / 西川徹

熊本市中心部から車で20分、家族経営でメロン・桃・ぶどう・みかん・小ねぎなどを栽培。自らが担当する桃は、九州では珍しい桃狩り体験の場としても提供。

「五感で楽しめる農園づくり」をモットーに農家16年生を爆走中。

とし / 古庄利康

阿蘇の麓、大津町で100年以上続くさつまいも農家の四代目です。美味しい芋を作るだけではなく、芋を通して町の人が誇れる地元を作れるように奮闘中。

たっちゃん / 作本竜寛

熊本市と阿蘇の南小国、2拠点で大葉、パセリ、バジルを栽培しています。「野菜作りは人間作り」をもっとうに農業をより憧れられる職業にしていきます!

タニ / 谷川洋一

標高400~600mの南阿蘇で夏秋ミニトマトを中心に特別栽培農産物として事業を展開。世界農業遺産登録した阿蘇の草原のカヤやススキを堆肥として利活用し阿蘇の草原維持にも尽力!若手農家で組織するAgri GRAND(株)では取締役として阿蘇の農業の可能性をいまだ探っている。

修太 / 宮崎修太

熊本の中心氷川町でミニトマトを生産販売する3代目。テーマはVivid your table&Living  by Jewel tomato色鮮やかな宝石とまとで食卓と暮らしを彩ります。

のぐ / 野口大樹

標高600m阿蘇外輪山の南側、吉無田高原で三代に渡り日本茶を専門で生産製造販売しています。一葉一会(いちよういちえ)を理念に茶葉一枚一枚に魂を込めて生産しています。日本茶でみんなを笑顔にしたいと思い日々修行です。

 

いよいよ、AWKの挑戦が始まります。

“日本の食を支えるため”
“地域を守るため”
“心を癒す自然を守るため”
本気の農業を魅せていきたい。
農業が子供たちの憧れの職業になる日を目指して精進していきます。

 

いざ、耕撃開始。

▼HP・各SNSから「AGRI WARRIORS KUMAMOTO」が耕撃を仕掛けていきますので、情報をチェックしてみてください。

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