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公開日 : 2021年09月22日

多様な林業のカタチ 北海道厚真町の挑戦

林業の町北海道厚真町で始まった<森×デザイン>プロジェクトの軌跡

北海道胆振東部地震から2年目となる昨年9月6日、「忘れられゆく災害の記憶を、年輪に刻もう」という趣旨で、被災した木々をプロダクトとしてアップサイクルするプロジェクトを開始しました。

その開発過程において、被災木だけでなく、森には伐採の際に活用されず捨てられてしまう木々も多くあることから、「厚真の生態系の中で循環するプロダクト」と再定義し、これまでプロダクトづくりを進めてきました。
そしてスタートから1年が経った2021年9日6日、被災木を使ったプロダクト開発の進捗とメンバーの活動について全国の参加者と共有するオンラインイベントを開催しました。全国から約120名が参加したオンラインイベントの様子をご紹介いたします。

プロジェクト開始の経緯や過去イベントについてはこちらからご覧いただけます。

北海道厚真町から生まれた「ATSUMA96%」の次なる挑戦
忘れられゆく災害の記憶を、年輪に刻む『ATSUMA 96% PROJECT』始動

 

 

厚真町が目指す森林との関係


▼登壇
厚真町役場産業経済課 主幹 宮 久史


北海道を襲った地震から3年。北海道で初めて震度7を計測した勇払郡厚真町では、土砂崩れに巻き込まれた方や関連死の方も含めると、37人が犠牲となり、崩れた山肌は多くの箇所で今もその姿を残しています。

厚真町村役場の宮さんは、「本当にもう3年が経ったんだなという気がしている」と語ります。
”林業の町北海道厚真町で始まった<森×デザイン>プロジェクトの軌跡”とした本イベントのはじまりは、厚真町の紹介とこれから目指す森林の関係についてお話していただきました。


11年前から林業に携わっている宮さん。厚真町における林業の課題と同時に、「厚真町の持続可能性を高める」ことにも向き合ってきました。

1つの例として、厚真町では担い手不足の問題が挙げられますが、宮さんは「”林業”という仕事があるのに人がいないということは、言い換えれば”雇用が生まれる可能性がある”ということ」
と捉え、厚真町に人を招くことが課題解決に繋がり、かつ今後の厚真町を見据えた際のチャンスにもなり得ると考えました。

そして実際に、課題解決や産業振興、地方移住なども含めたローカルベンチャースクールを2018年からスタートさせました。

しかしながら、そんな矢先に起こったのが北海道胆振東部地震でした。多くの希望を持ってスタートしたローカルベンチャースクールも中止となり、しばらくの間は崩れてしまった森林の写真すら見ることが出来なかったと語ります。
ですが、そんな中でも多くのローカルベンチャーたちが厚真町でもう一度頑張ろうとしている姿に奮い立たたされ、「もう一回未来を描かなければいけない」と、ローカルベンチャースクールを再度スタートさせたのだそうです。

「地震で様々なものが変わってしまったが、地域森林に関わる仲間と行いたいことは、森林の持つ不規則性(多様性)を受け入れて、魅力化するモノづくりだと思っている。
均質化や、効率的かつ大量生産というものではなく、”森に寄り添った製品づくり、価値づくり”を行っていきたい。」

これが宮さんの想いです。

 

 

これまでの活動報告


「忘れゆく災害の記憶を年輪に刻む」
というテーマにはじまり、厚真町のメンバーに加えて、全国から様々なメンバーが集まってこのプロジェクトを実施しています。
様々な仕事やバックグラウンドを持つ人が集まりワークショップを開催し、そこからブランド名「96%」も生まれました。

昨年9月6日には、第1回目のイベントとなるキックオフミーティングを行い、その際には「atsumanaita mini」という製品を作成し、参加者の皆さんにプレゼントしました。
その後も、Facebookグループを利用して、どのようにatsumanaitaを使っているのかといったことや、厚真町に実際に訪れてくれた方がその際の様子をシェアしてくれています。

 



2つのプロダクトに込められたそれぞれの想い

▼トークゲスト
ろくろ舎 酒井義夫
木の種社 中川貴之
ATSUMA CRAFT WOOK IKOR 鈴木大輔


続いては、この度ついに先行販売となった「ITATANI」「VOSA HOOK」の紹介です。
ATSUMA96%プロジェクトから誕生した2つのプロダクトの監修を行ったろくろ舎のアートディレクター酒井さんにそれぞれの製品に込めた想いについてお話を伺いました。

「ITATANI」

新進気鋭のグラフィックデザイナー小林一毅の手で、新たな命が吹き込まれた「ITATANI」

「もともと厚真町自体がアイヌ文化が色濃く残る場所ということを聞いていたので、被災した古材を利用することで震災の記憶をとどめながら、アイヌ文化にシンパシーを感じられるものをつくれたらと考えていました。
”ITATANI”というのは、アイヌ語で”まな板”という言葉です。」


「VOSA HOOK」

枝をプロダクトに昇華させたのは、デザインユニット「MUTE」のプロダクトデザイナー、イトウケンジ

「”VOSA HOOK”は、西埜さん(西埜馬搬 西埜将世さん)のアイデアから生まれました。本来木を切り出す際にゴミとなる枝のことを、林業関係者では”ボサ”と呼ぶそうで、そこから着想を得て”VOSA HOOK”という名前を付けました。」


それぞれの作成にあたって、ATSUMANOKI 96のメンバーである、
木の種社の中川さんATSUMA CRAFT WOOK IKORの鈴木さんにもお話を伺いました。

中川さんは、「ITATANIは、古材やイタヤやカツラなど樹種も違うためかなり試行錯誤をしながら加工を行っています。調整が難しいことから今回は限られた数の制作となりましたが、ぜひ見ていただけたら嬉しい 」と話します。

また、「厚真町のメンバー全員で、VOSA HOOKに適した形のボサを捜し歩きました。自然の形なので、全て同じ形にはならずそれぞれが一点ものです。木にも個性があるので、その一つ一つの個性を生かすことを心掛けて製作しています。」
そう、鈴木さんは話してくださいました。


販売はこちらのサイトから可能です▶https://atsumanoki96.base.shop/

グラフィックデザイナー 小林一毅:https://www.instagram.com/kobayashi.ikki/?hl=ja
MUTE イトウケンジ:http://www.mu-te.com/
ろくろ舎 酒井義夫:http://rokurosha.jp/


「多様な林業のカタチ」に触れる

▼トークゲスト
木の種社 中川貴之
大学時代に森林の世界に出会い林業現場を9年・広葉樹製材の現場を4年経験。森林とエンドユーザーをつなぐ製材加工での生業作りを目指し厚真町地域おこし協力隊として活動しながら2年前に「木の種社」を設立。

丹羽林業 丹羽智大
1958年に祖父が創業し1990年に法人化された『有限会社丹羽林業』に3代目次期社長として勤務。2019年には北海道より北海道青年林業士として認定され、地域林業のリーダーとしての活動を期待されている。

西埜馬搬 西埜将世
道が無くても、木々の間を縫うように丸太を搬出することができる利点を活かして、馬の力を使って、間伐搬出作業の仕事をメインに起業。その他、教育分野での働く馬の活用、ワイン畑での馬耕など、今の時代に合った形でのワーキングホースの活用の形を試行している。

地域おこし協力隊 坂野昇平
今年の4月より地域おこし協力隊として厚真町に移住。人が集う森づくり・森林空間デザインができる林業事業家になることが目標。CNCルーター導入し、デジタル制御の木工に挑戦中。薪割りが好き。

ATSUMA CRAFT WOOK IKOR 鈴木大輔
2017年厚真町に移住し胆振東部地震を機に木工の世界へ飛び込み一から勉強し起業。ATSUMA CRAFT WOOD IKORを設立。通常は捨てられてしまうような木材を有効利用したり地元厚真町で育った木にこだわって作品を製作。

森林の入口 永山尚貴
厚真町地域おこし協力隊林業支援員に応募し移住。その後習得した林業や樹上伐採の技術や趣味の木工を生かして、「森林の入り口」を起業。大人や子どもが楽しく森林へ足を踏み入れるキッカケづくりを日々思案中。


トークセッションのテーマは、「多様な林業のカタチ」。登壇していただくのは、一般社団法人 ATSUMANOKI 96という、厚真町メンバーの方々が今年立ち上げたばかりの団体です。

上記6名のメンバーでつくられた団体ですが、林業と言ってもそれぞれに異なる仕事をされています。まずは木を切る役目を担う林業会社があり、次にその木材を運ぶ馬搬作業、そして製材・木工・製作や森林教育など、6名それぞれが幅広く働かれています。

トークセッションでは、そんな異なる職業となる皆さんが”なぜATSUMANOKI 96という団体をつくり、どういったビジョンを持って活動していくのか”について伺いました。


「森を活用してみんなで楽しめるようなことを企画していきたい」

鈴木さん

「震災が起こる前から、”厚真町のものを使って何か製品をつくりたい”という想いや動きやはもともと個々に持っていた。
そして震災をきっかけにSTSUMA96%のプロジェクトがはじまり、そこに共感する人たちが集まったことで、それまでは自分たちが小さい範囲の中で思っていたことがどんどん形となり、”具体的に実現可能なところまできた”と思えるようになった。
そうして、厚真町の木をもっと多くの人に使ってもらえるような製品にしたいという想いや、メンバーの中でつくるだけではなく、もっと森を活用してみんなで楽しめるようなイベントを企画したいという気持ちが強くなり、団体を立ち上げることになった」

坂野さん 

「この団体の一番の特徴は、「持続可能」という硬いワードでスタートしたのではなく、”異なる分野の人が集まったらもっと面白くなるだろうね”というスタートで、色々な話を、ざっくばらんに気兼ねなく出来るところが特徴だと思う」

 

「異なるものを持つ6人が、林業の川上から川下までをつくりあげる」

 

中川さん 

「6人が並ぶと、森からはじまりプロダクトを売るところまでの流れが綺麗に出来上がる。だからこそ、どういう森から来た木なのかなど、自分たちのつくるもののストーリーをお客さんに伝えることができる。自分たちはそういうものを大切にしたいと思っている」



「広がるATSUMAの繋がり、増えていく仲間たち」


イベントの後半には参加者の皆さんと交流会を行い、イベントに参加した理由や動機、厚真町メンバーに聞いてみたいことや提案したいことなどをお話しました。
これまでに厚真町へ訪れたことのある方や、実際に厚真町メンバーとの関わりを持たれたことのある方など、様々な想いを持って参加してくれた方たちと触れ合うことのできたあたたかい時間でした。

中には、震災の1年前から地域おこし企業人として、会社員でありながら厚真町の役場勤めをされていた男性がいらっしゃり、震災後は企業として復興基金を募り、倒壊してしまった神社の復旧支援に充てる活動をされていたそうですが、復旧に至った今、次は森づくりの支援をしたいと考えてくれていたそうで、ATSUMA96%プロジェクトにぜひ今後ロングスパンで関わっていきたいと話してくれました。


約120名の方が参加して下さった今回のイベントを通して、本当に沢山の方の応援があってこれまでこのプロジェクトを続けてこられたのだと、改めて実感できたイベントでした。
ぜひ、立ち止まらずに歩み続けるATSUMA96%プロジェクトの今後に、引き続きご期待ください!

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