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熊本地震から生まれたプロジェクトの展示・ワークショップを集めた
「Blue Seed School ともだち100人できるかな?」を開催

 dot button companyは2018年4月に、2年前の熊本地震をキッカケに生まれたプロジェクトの展示会「Blue Seed School ともだち100人できるかな?」を、一般社団法人BRIDGE KUMAMOTOらとともに開催しました。

■「Blue Seed School ともだち100人できるかな?」とは

2016年4月14日に起こった熊本地震から2年が経ちます。

熊本地震をきっかけに結成された“寄付するクリエイティブエージェンシー“BRIDGE KUMAMOTO”は、「社会課題とクリエイターの架け橋」になるさまざまな取り組みを行い、復興支援団体に寄付を行ってきました。

その中で、震災復興や地域活性などの社会活動をしている人、クリエイターや起業家、そしてそれを応援している人たちなど、色々な課題と向き合っている”ともだち”が、たくさん増えました。

「こんなこと考えてるんだけど、どう思う?」
「あの人も頑張ってるし、もう少し私も頑張ろう。」
「困ったなー、これ、あの人に聞いたらわかるかな。」
「あの人のところ大変そうだし、なにかできるかな。

色々な話が出来る”ともだち”が、増えた方が楽しく課題解決ができるはず。

そこで、「あらゆる分野のクリエイターと企業・団体・個人をつなぐ」ことを目的に、熊本地震をきっかけに生まれたプロダクトや、BRIDGE KUMAMOTOと”ともだち”の活動についての展示・ワークショップなどを織り交ぜたイベントを、2018年4月14〜15日の2日間で開催することにしたのです。

イベントは、当社のオフィスも入居している東京都世田谷区にあるIID世田谷ものづくり学校の1F エントランス&Galleryで開催。IID世田谷ものづくり学校さんには、普段からこうした活動において場の提供・PRの両面で支援してもらっていて、今回も快く協力していただきました。

■BRIDGE KUMAMOTOとのご縁について

今回イベントを共催したBRIDGE KUMAMOTOには、当社代表の中屋も理事として参画しています。

2016年、熊本地震から2ヶ月経った頃、熊本地震に関する報道が徐々に少なくなっている状況を憂い、「この状況をクリエイティブの力でどうにかできないか?」と考えて結成されたのが、熊本のクリエーターチームBRIDGE KUMAMOTOです。

BRIDGE KUMAMOTOは、熊本地震の象徴となっているブルーシートをリサイクルしたバッグ”BLUE SEED BAG”を製作販売するなど、地震への関心の風化を防ぐプロジェクトをスタートさせました。中屋は、その初の販売会である「ブルーシード大作戦」のディレクションを行って販売イベントの実施に結びつけており、そのときからの縁なのです。

▼「ブルーシード大作戦」についての詳細はこちら
https://dotbuttoncompany.com/bridge1/

熊本地震から2年という節目の時期を迎えて、BRIDGE KUMAMOTOが取り組んできたことの報告ができる場と新たな縁を創る空間を創りたい。そんな思いに共感して、今回弊社も共催させていただくことに。熊本で竹あかりの演出制作・プロデュースを行う株式会社ちかけんプロダクツや、「防災があたり前の世の中をつくる」をモットーに活動している一般社団法人防災ガールともタッグを組んで、進めていきました。

■さまざまな展示や体験型のワークショップなど、個性豊かなブース

当日、会場にはさまざまな展示やワークショップのブースを用意しました。来場いただいた方に、さまざまな分野のプロダクトや体験に触れながら、人やモノと新しく出会い、交流を持ってもらいたいという思いを込めてのものです。

・BRIDGEあやとり1000人写真展
1000人もの方々の協力によって作られた、あやとりの橋の写真を展示しました。
あやとりの橋とは、熊本地震で崩落した阿蘇大橋をイメージした赤い橋を、あやとりで作ってもらうものです。「橋は無くなっても、私たちはつながっている」というメッセージを込めた、被災地を応援するキャンペーンとして行っており、これまでたくさんの人にあやとりの橋を作ってもらってはその様子を写真に残してきました。
その集大成として展示したあやとり写真は、とても迫力があるものに。それぞれの橋が集まることで、大きなひとつの架け橋となったようにも感じました。

・あやとりで橋を作ろう

集大成として写真を展示したものの、あやとりの橋の写真集めはまだ続いています。そこで、あやとりの橋に協力してもらうブースも設けました。

一度あやとりの橋をやってもらうと、自然とみんなが笑顔になります。そして、たった1本の糸で紡ぐあやとりが、性別も、年齢も、国籍をも越えた非言語コミュニケーションが生まれるようにも感じます。その輪をさらに広げたいと、このブースを設けました。

・ブルーシードコサージュ制作ワークショップ

熊本地震の際に使われたブルーシートでコサージュを作るワークショップです。もともとこのコサージュのリメイクプロジェクトに携ってくれた、装花デザイナーの関尚美さんが講師を務めてくれました。サイズは2種類、希望によって作りたいサイズを選べます。折り紙ができるお子様なら参加可能ということで、ブースはとても人気でした。

・ブルーシート缶バッチ制作ワークショップ
ブルーシードバックを作る時に出た端材を使って缶バッチを作るワークショップも行いました。お子様連れのご家族にとても人気でした。

・竹あかり制作ワークショップ

今話題の“竹あかり”を作れるブースも用意しました。竹にドリルで穴を開けながら作る、本格的なワークショップです。オリジナルの竹あかりづくりに奮闘する様子がたくさん見られて、ワークショップ後はみなさん嬉しそうに自分で作った竹あかりを持ち帰っていました。

・南阿蘇鉄道の枕木リサイクルオブジェ展示

熊本地震の際に一部の線路が使えなくなった南阿蘇鉄道。その枕木を使ってアイテムを作るプロジェクト「ARCH」の作品も展示しました。

・FILの小物アイテム展示

熊本県阿蘇・南小国を拠点に活動するライフスタイルブランド「FIL」のアイテムを展示しました。FILは、「小国杉」など熊本の素材を使って家具や食器などを丁寧に作っているブランドです。他に類を見ない研ぎ澄まされた美しいデザインが特長的で注目を集めています。

・防災ガールプロデュースの非常食「potayu(ぽたーゆ)」の試食

防災ガールのブースでは「potayu(ぽたーゆ)」という、無添加調理で心身にやさしい非常食の試食を提供しました。potayuは「あなたの日常をちょっと良くする」というフレーズもコンセプトに入っているほど、普段の食事にも向いているおかゆです。ミートボールでおなじみの石井食品さんに開発いただきました。

・西南戦争ショートフィルム制作プロジェクトの展示

BRIDGE KUMAMOTOの代表理事である佐藤かつあきさんが携わっている、西南戦争の歴史を再現するショートフィルム制作プロジェクトに関連する展示も行いました。宣伝用のポスターで使用した衣裳や小道具の展示はもちろん、佐藤かつあきさん自身が衣裳に身を包んで来場者の方を迎える場面もありました。

他にも、ブルーシードバッグの販売や、写真や動画によって熊本の風景を展示するブースも用意しました。

■2年間の一区切り、そしてこれからも活動は続く

会場となったIID世田谷ものづくり学校は、普段から市民の方が気軽に立ち寄れる場所となっています。イベント当日は、土日ということもあり、たくさんの市民の方に興味を持って立ち寄っていただきました。

熊本と東京。遠く離れているため、よほどのゆかりがなければ、熊本地震のことを忘れてしまっていても仕方ないのかもしれません。それでも来場者の方は、展示を見ながら、ワークショップに参加しながら、熊本地震のことを思い出してくださっているようでした。

また、BRIDGE KUMAMOTOのメンバーは熊本に住んでいるため、普段はなかなか会えない東京在住のメンバーの友人たちが、Facebook等でイベントの開催を知って「久しぶり!」と顔を出してくださる場面も多く見られました。

今回のイベントは、2年間の活動の一区切りのような場になりました。けれど、BRIDGE KUMAMOTOの活動はこれからも続いていきます。熊本地震が決して風化しないように、そしてクリエイティブの力で熊本復興をこれからも支えていけるように。そんな思いを持って、これからもBRIDGE KUMAMOTOとともに取り組みを進めていきます。