トークイベント「夜のけものカフェ」開催
ジビエ(獣肉)は食べたことがあるけれど、その背景は知らないという方も多いのではないでしょうか?そこで、5月12日〜14日に行われた「けものカフェ」の夜バージョンとして5月20日にトークイベント「夜のけものカフェ」を開催しました。
第1部は、イベントの全体イラストを描いた”おさだかずな”さんと、良質な野生のイノシシ脂をふんだんに使用した”TATSUMA石鹸”の販売者・松岡さんのトークセッション。
第2部は、ジビエを提供して頂きました森守の黒田さんから”けものを食べる”ことについてお話し頂きました。
映像撮影・編集:pooka(http://pooka-inc.com/)
けものイラストとたつま石鹸
「けものカフェ」の全体デザインや”たつま石鹸”オリジナルパッケージのイラストを描いて頂きました、おさだかずなさん。
おさださんは、私たちに出会う前から”けもの”を含めた多くの動物のTATSUMA石鹸を描かれており、なぜ”けもの”のイラストを描かれていたのかの経緯や描く際に意識をしていることを話してもらいました。
”たつま石鹸”の松岡さんからは、狩猟が趣味のお父様が一人の女性のために作った”たつま石鹸”の経緯やイノシシの脂を集めることの大変さなどの”たつま石鹸”の背景、オリジナルパッケージ秘話といった2人の女子トークを交えながらの楽しいお話をして頂きました。
“けもの”を食べることとは
第2部は「けものカフェ」の料理に使用されている獣肉を提供して頂いた、南伊豆で獣肉処理施設を運営している森守の黒田さんから話を頂きました。黒田さんは幼い頃から猟師のお父様と共に山に入り、ご自身も約30年間猟師をされています。
ずっと森を見てきた黒田さんのお話は”命を無駄にしない”という意思と行動が伴っており、森守の獣肉がなぜ美味しいのかの背景がしっかり伝わりました。
けものを味わう料理
料理の獣肉はもちろん森守のイノシシ&鹿肉。昼のけものカフェと同じく、Mo:takeさんにメニューを作って頂きました。
ジビエ肉といろいろ豆のスパイストマト煮込み
鹿、猪肉を漢方でもよく使われている様々なスパイス、香辛料と血流を促進し体を温めてくれる生姜とトマトの煮込み!
ジビエ肉ソーセージグリルの食べ比べ 〜グリル野菜添え〜
見た目も華やかな彩りのグリル野菜と一緒に鹿肉、猪肉ソーセージのそれぞれの味わいを食べ比べれる一皿!
「夜のけものカフェ」も多くの方に参加を頂きました。このような大きい課題に真剣に取り組まれている方々の話をなるだけ多くの方々に伝える場を私たちはこれからも作っていきます。
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