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公開日 : 2021年03月21日

料理教室とキッチンカー販売でジビエ料理を身近に感じる
「ジビエキッチン」

「ジビエト×けものカフェ」に続く第二弾イベントとして開催された「ジビエキッチン」。ジビエ情報のポータルサイト「ジビエト」を運営する株式会社テレビ東京コミュニケーションズ様とのプロジェクトで、私たちはイベントの企画・運営を行いました。

ジビエをもっと身近に感じてもらうことを目指し、キッチンカーによるジビエ料理の販売、料理家のぐっち夫婦とコラボしたオンライン料理教室のライブ配信を実施。キッチンカーでの販売の様子や料理教室の様子をお届けします。

▼イベント詳細(※イベントは終了しています)
ジビエをもっと身近に!「ジビエキッチン」開催

 

ジビエキッチンとは

「ジビエ」とは、野生鳥獣の肉を意味するフランス語。日本でもシカやイノシシなどの野生鳥獣を食する文化が古くからあり、近年これらを用いたジビエ料理が注目を集めています。

「ジビエト」は、農林水産省 令和2年度鳥獣被害防止総合対策交付金(全国ジビエプロモーション事業)の一環で、そのイベントのひとつ「ジビエト×けものカフェ」では、ジビエ消費拡大のためジビエ料理の提供や、オンラインイベントを実施。

 

第二弾イベント「ジビエキッチン」では、さらなるジビエ消費拡大のため、ジビエ料理の無料オンライン料理教室や、キッチンカーによるジビエ料理の販売を行いました。

▼前回のイベントレポートはこちら
ジビエ料理を通してジビエを身近に感じる「ジビエト×けものカフェ」グルメ編
ジビエに関わる人に触れてジビエを身近に感じる「ジビエト×けものカフェ」オンラインイベント編

 

ぐっち夫婦による、ジビエを美味しく食べるオンライン料理教室

今回、オンライン料理教室を実施したのは、「日々の暮らしを楽しく美味しく。ちょっとおしゃれに」をモットーに、さまざまなライフスタイルに寄り添ったレシピを発信している人気の料理家・ぐっち夫婦

 

家庭で作れるジビエ料理を提案できる方ということで、ぐっち夫婦に声を掛けて始まった今回の企画。「ジビエキッチン」のためにレシピを考案いただき、イノシシ肉を使った手軽で美味しいジビエ料理のオンライン料理教室をライブ配信で実施。

「ジビエをもっと身近に」をテーマに、お料理好きから初心者の方まで楽しめるジビエレシピを、調理のポイントなどを実演しながら分かりやすくお届けしました。

 

ぐっち夫婦と一緒に作る「イノシシ肉のにんにく醤油漬け炒め」

ぐっち夫婦に考案していただいたレシピは「イノシシ肉のにんにく醤油漬け炒め」。国産のイノシシのモモ肉を使い、料理を作っていきます。野生だからこそ、育った地域や季節によって味や食感が違ってくるのが面白いと話してくれました。

ジビエの中でも特にシカ肉は余分な脂が少なく身が引き締まっていて、女性にも嬉しい低カロリー食材。筋肉もほどよくついていて、脂身がしつこく無く、フランスなどでは日本よりもよく食べられている食材です。

さらに、イノシシのカロリーは豚と同程度ですが、栄養素豊富であまり臭みがないのも特徴です。日本人に馴染みのある和テイストにするため、にんにくや醤油といった調味料を選んだと話してくれたぐっち夫婦。

 

イノシシ肉を焼き始めると、リスナーから「においは臭く無いですか?」と質問する場面が。「臭みはなく美味しそうな良い香りが立っています」と答えるぐっち夫婦。お肉はだんだん焼き目が入り、食欲をそそります。

■ジビエを焼くときのコツ、ポイント

中心部まで火が通るように十分に加熱しないと、食中毒の危険があるので要注意です。中心部の温度が75度以上で1分間以上または65度で15分加熱が必要。ジビエに使用する調理器具は、他の食材のものと使い分け、使用後はよく洗浄し熱湯消毒しましょう。

 

ジビエの理解を深める◯×クイズ

料理教室の後は、視聴者のみなさんに向けて、イノシシ肉の栄養素について理解を深める◯×クイズを実施しました。

イノシシ肉は1日に必要とされるビタミンB12の約71%を摂取することができ、肩こりを軽減する効果が期待できるほか、豚肉に比べて鉄分が約4倍含まれており、貧血や冷え性を予防する働きがあるとのこと。美味しいだけではなく、健康のためにも積極的に選んだ方が良い食材だと言えます。

 

ジビエの魅力は、体にいいお肉ということ。「おうちでご飯を食べる機会が増えていると思うので、いつもよりちょっと特別なご飯としてぜひ食卓に取り入れてみてください」と話していました。

▼ジビエの商品通販サイトはこちら
HELLO!ジビエ

▼ぐっち夫婦のインタビュー記事はこちら
SNSで話題の料理家「ぐっち夫婦」が伝授! おうちで真似できるジビエ料理の楽しみ方

 

ぐっち夫婦
Tatsuya(夫)、SHINO(妻)の夫婦の料理家。「日々の暮らしを楽しくおいしく。ちょっとおしゃれに」をテーマに、TV/雑誌/WEB/SNSなどを中心に幅広く活動。

▼Instagram
https://www.instagram.com/gucci_fuufu/channel/

 

キッチンカーでジビエ料理の販売

キッチンカーでコラボレーションしたのは、『心と心が有機的に繋がるような空間作り』をモットーに、食や教育・コミュニティなど、さまざまなサービスを展開している「MORI_(モリ・アンダーバー)」。ぐっち夫婦が考案したレシピを、キッチンカーにて都内各所で販売しました。

出店場所は、以下4つのエリア。
・日本橋エリア(hostel DEN)
・晴海エリア(ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス)
・下北沢エリア(BONUS TRACK)
・戸越銀座エリア(戸越銀座商店街内イベントスペース)

日本橋・hostel DENでの販売の様子。周辺のビジネスパーソンが足を運んでくれました。
晴海エリアでの販売の様子。近隣にお住まいの方が夕食を買いに足を運んでくれました。
下北沢・BONUS TRACKでの販売の様子。お肉をテーマにしたイベント内で販売。
戸越銀座商店街内イベントスペースでの販売の様子。下町ならではの親しみやすさがあり、話しかけてくれる方も多くいらっしゃいました。

昼食を求めて買いに来る方や、仕事終わりのビジネスパーソンなど、多くの方に足を運んでいただきました。下北沢・BONUS TRACKの販売では、お肉をテーマにしたイベント内に出店したこともあり、さまざまな世代の方やジビエに関心がある方が購入してくれました。

2日目はジビエに関するトークショーもBOUNS TACK主催で行われ、よりジビエを身近に感じながらジビエ料理を食べていただく機会を提供できたと思います。

 

筆者も実際に「イノシシ肉のにんにく醤油漬け炒め」を食べてみましたが、イノシシ肉の臭みを感じることなく、甘辛い味付けが食欲をそそり、ペロッといただきました。歯応えもよく、トッピングの温泉卵がより旨味を引き出してくれるんです。これがもうたまらないくらいに美味しい!

ジビエにはあまり馴染みのない方も多くいると思いますが、日常の中に少しジビエを加えることで、獣害問題や命をいただくことについて、改めてジブンゴト化する時間を作ってみませんか?

 

ジビエトについて

ジビエのポータルサイト「ジビエト」ではジビエ消費拡大のための情報発信を行っています。「ジビエを今より、ちょっと身近に」をコンセプトに<ジビエと食>、<ジビエと農村>、<ジビエと文化>など、これまでジビエに関心のなかった方にも、ジビエを今までより身近なものとして感じていただくための情報をお届けしています。

ジビエ料理を提供する飲食店情報をはじめ、イベント情報や日本各地の取り組みの紹介、動画コンテンツも満載です。

公式HP:https://gibierto.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/gibierto
公式Instagram:https://www.instagram.com/gibierto/