公開日 : 2024年03月13日

渋谷KENICK CURRY監修・福島浜通りの食材を使用した『究極の浜CURRY』を味わえるイベント

2024年2月21日、震災を経て新たな盛り上がりを見せる東の食の魅力を届ける「一般社団法人東の食の会」様と、福島浜通り地域の旬の食材を使った新しい食体験を知る・楽しめる『究極の浜CURRY』を企画・ディレクションしました。

定員25名の一夜限りの立食イベントを満席で開催し、生産者と参加者が直接交流できる食空間を創出しました。​


開催概要

丹精込めて作られたふくしま食材を使ったスパイスカレーやサイドメニューを味わいながら産地の想いを知り、ふくしまの味覚を心ゆくまでお楽しみいただけるイベントを開催しました。

イベントではトークタイムを設け、福島県浜通り地域の2名の生産者をお迎えして、水産や農業の取り組みに挑戦する面白さや大変さなど、作り手の視点でお話いただきました。

また、「Ça va(サヴァ)缶」などを手がける東の食の会と、ゲストによる新商品のサステナブルなシーフードカレー缶プレゼント企画も実施。「新たな食体験」を通して、生産者や参加者との交流をみなさまにお楽しみいただけるカルチュラルで愉快な1日限定のイベントとなりました。

日時:2月21日(水)19:30~21:30(会場19:15)
場所:KENICK CURRY(東京都渋谷区宇田川町13-9KN渋谷2ビル4階)
参加費:¥3,500-(究極の浜カレー・1ドリンク付き)
定員:25名程度(半立食)

当日のプログラム

・「究極の浜カレー」をいただく
生産者クロストーク
・生産者&シェフクロストーク
・参加者&ゲスト フリー交流タイム

ゲスト

小野崎雄一(おのざきゆういち)さん:株式会社おのざき 取締役〈いわき市〉
1996年3月23日生まれ。福島県いわき市出身。早稲田大学商学部卒業後、(株)成城石井で販売の経験を積んだ後、事業継承のため曾祖母の代から続く老舗魚屋『おのざき』に2020年入社 。レジ打ちから初め、ラトブ店の店長を経て、現在 は4代目・取締役として約100名の組織を牽引。今年で創業100周年。現在は、鮮魚店4店舗、飲食店2店舗を展開。魚を通じて街をもっと多彩に、もっと面白くすべく、様々な新しい取り組みに精力的に挑戦中。

原口拓也(はらぐちたくや)さん:株式会社ReFrutis 代表取締役〈大熊町〉
「1次産業界のジョン万次郎になる」という目標を立て、全国20ヵ所以上の一次産業の現場に出向きお手伝いや、研修を行う。2022年には大学を休学し、1年間和歌山県でみかん栽培の研修を受ける。
震災関連の活動で福島県大熊町のことを知り、その町の特産品だったキウイフルーツの復活を目指し活動する「おおくまキウイ再生クラブ」に参加したことをきっかけに、当クラブの活動に携わる。また、そのキウイ栽培を産業として成り立たせるべく今年10月に農業法人「株式会社ReFruits」を設立し、本格的なキウイ栽培を開始予定。

ケニックさん:株式会社雑音 「KENICK CURRY」オーナー
1979年2月18日生まれ。岩手県盛岡市出身。青山学院大学文学部史学科を卒業後、文化服装学院二部服装科にてファッションデザイナーを志すも挫折。周りのアーティストやデザイナーのデザインを取り入れたガジェットや陶磁器をデザイン販売し独立。
その後、自宅にて友人に振る舞っていたカレーが原点で、2014年「KENICK CURRY」として間借りカレーを始め、2020年3月には店舗を構える。プロの先輩方のアドバイスや様々な試行錯誤と経験を経て、今も進化し続ける。渋谷のカルチャーを盛り上げる為に奮闘中。

究極の浜CURRYとは

STORY

本イベントの共同主催である「東の食の会」は東北の自然の恵みに誇りを持った生産者と彼らを応援する人々が集う、食のファンクラブ。若く熱い彼らの商品を、想いやストーリーと共に発信しています。

東の食の会に協力をしている農家は、独自の商品開発をしている方や農場イベントを行なっている方など個性豊かな方々ばかり。「究極」シリーズは、「その農産物を一度に知り、堪能できる料理はないだろうか……?」という問いから生まれました。

2018年〜2019年にかけて「究極のハンバーガー」や、「究極の幕の内弁当」、「究極のタコスパーティー」と好評をいただき開催を重ねてきました。

 

今回の企画背景

5年ぶりの開催となった今回は、東の食の会チームから「福島浜通りの食材で新しい体験を考えたい」というご相談を受け、体験を通じてファンを増やすアプローチを行いました。

福島浜通り地域のこだわり食材と、2名の生産者にフォーカスしています。そのおいしさと作り手のエピソードを、これまでにない新しい形で表現し楽しんでいただくには「食材や文化の組み合わせの自由度が高く、一皿の中で幅が広い表現ができるスパイスカレーが面白いのでは」と、『究極の浜CURRY』企画が誕生しました。

レシピ開発の背景

料理は渋谷のKENICK CURRYがプロデュース。福島浜通りの食材の中からあんこう・なめこ・酒粕のスペシャルカレーと、フルーツや野菜を使用した副菜の組み合わせで味の変化を最後まで楽しめるカレープレートが完成しました。

あんこうとカナガシラ :おのざき
キウイ        :エガワコントラクター
クイーンなめこ    :加茂農産
酒粕         :鈴木酒造店
いちご(ふくはる香) :伊賀いちご園
芽キャベツ      :武田ファーム
お米(コシヒカリ)  :ファーム白石

 

・   ・   ・

 

 本イベントでは25名枠が完売。​ 「期待を超える美味しさ」「生産者とつながることができて嬉しい」「今後の事業でコラボレーションしたい」といった声をいただきました。

今回の「福島浜通り地域」にフォーカスしたイベントの中で、食材の魅力や、新しい楽しみ方を知っていただき、そして水産や果樹栽培についてちょっと身近に関心を持っていただくことができていたら嬉しいです。

当日の様子は開催レポートよりご覧いただけます。

dot button companyでは今後も、体験を通じてファンを増やす・よりファンになるような企画・ディレクションを行ない、ファンづくりのサポートや参加することで少し何かが変わるような場を作ってまいります。


=========================

関連リンク

イベントページ:https://kyukyoku-hamacurry.peatix.com/view

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000030255.html

レポート(note):https://note.com/dotbuttoncompany/n/nf1393b5ca958